鍼治療
直径0.16〜0.2o程度のきわめて細いステンレス製の鍼を
ツボに刺入することで筋肉、神経等を刺激し患部の痛みを抑制し
筋緊張を緩和させ、血行を促進して老廃物を洗い流します。
当院では完全に使い捨ての鍼のみを使用しています。
通電鍼
ツボに刺入した鍼に電極をつけ、そこに電気を流し刺激します。
怖いように思われるかもしれませんが、電気の強さは弱めでも
充分に効果が期待できますのでご安心ください。
灸頭鍼
ツボに刺入した鍼の上にもぐさを乗せ、鍼の刺激と灸の刺激を
同時に与える施術方法です。
灸は熱すぎず、じわ〜っと温かい程度です。
冷えの症状が特に気になる方にはおすすめです。
灸治療
もぐさの熱でツボを温め、血行を促進して痛みを緩和します。
昔のお灸とは異なり、直接もぐさを皮膚の上に置くのではなく
円筒形の筒の上に乗ったもぐさを燃焼させ、筒の中の空気が温まることで
皮膚に熱刺激を与えるため、熱すぎず、やけどになる心配がありません。
もちろん跡も残りませんのでご安心ください。
円皮鍼
通常の鍼とは異なり、長さ2o程度の短い鍼をツボに刺入し
その上からテープで貼り付けておきます。
短く細い鍼なのでほとんど痛みはありません。
また数日間は刺入したままで日常生活を送れるので
持続的に身体に刺激を与え続けることができます。
小児鍼
刺さない鍼です。
子どもの身体は刺激に対する感受性が高いので、刺す鍼は刺激が強すぎます。
写真のような道具を使って皮膚を擦り刺激します。
夜泣き、疳の虫など様々な症状に効果的です。
鍼灸治療にも健康保険が適応されます
次の疾患については
健康保険の適応となります
1.神経痛 … 坐骨神経痛など
2.リウマチ … 急性、慢性で各関節が腫れて痛むもの
3.腰痛症 … 慢性の腰痛、ぎっくり腰など
4.五十肩 … 肩の関節が痛く腕が挙がらないもの
5.頚腕症候群 … 頚から肩、腕にかけてしびれ痛むもの
6.頚椎捻挫後遺症… 頚の外傷、むちうち症など
< 保険適応までの手続き >
保険適応の鍼灸治療を行うためには、いくつかの手続きが必要です
1.当院にて鍼灸治療の「同意書」という用紙を
依頼状を添えてお渡しいたします。
2.その同意書をかかりつけの医院、
もしくは当院の協力病院に持参し受診され
必要事項を記入して頂いてください。
3.記入済みの同意書、保険証、印鑑を当院に持参して
頂ければその後の手続きは当院にて行います。
< 注意事項 >
○ 最初に医師の同意を受けてから3ヶ月毎に
再度同意が必要になります。
○ 保険の種類によっては取扱ができなかったり、
患者様本人が手続きをしなければならない場合も
ありますので当院、または各保険者にお問い合せください。