山  登  り     
       大 台 ヶ 原 ・ 大 蛇 ー        ’12.6.30(土)

   奈良県の大台ヶ原と言えば、日本一降雨量の多い場所という印象があります。そのため近隣では見
  れない森林内の植物や生物の生育状況や地形や山並み景観を見てみたい気持ちになります。私も、

  昔からそういう気持ちを持っていました。
  しかし、その機会が無かったというのが実情でした。そのさ中、体調を崩して何とかイワナ釣りは敢行出

  来たものの、中々回復せずに、土・日は起きているのさえ嫌でヘロヘロになって寝ていたのです。
    そうした中、家内から 「アンタ、大台ヶ原行かんか」 と言うお言葉 ・ ・ ・。 ヨッシャー 行くぞ ・ ・・

  とは思ったものの身体が付いて行くやろうか。そう思いながら永年の夢を追いかけて、行く決心を固めた
  のです。




大台ヶ原を散策したコース (電子国土ポータル参照)
 
 
大台ヶ原散策案内図

   6月30日(土)地元を早朝に出発して、現地山上駐車場に着いたのは12時でした。途中、昨年の台
  風12号の爪痕が残っており、迂回路を周りながらの走行でした。案内人のお勧めは、駐車場から時計

  回りに進み、先ず「日出ヶ岳」を目指すというコースでした。 しかし、山上駐車場に着いた時には、曇り
  空で霧雨が感じられましたので、遠景を楽しむことは出来ないと思い、このコースでの主要名所である

  「
大蛇ー(だいじゃぐら)」だけでも何とか見たいと思いました。 ところが、途中から霧が発生し、その上雨が降り出し、
  結局は本降りになってしまいました。 途中、家内が発見した「咲き残りのシャクナゲ1輪」が心の慰め

  で、デジカメで切り取りました。

 
霧の出始め
 
シオカラ谷吊り橋
 
咲き残りの1輪
(ツクシシャクナゲ)
 

 
大蛇ー展望所口

 
大蛇ー展望所にて

   結局、霧と雨のため、大蛇ーの絶景は拝むことが出来ませんでした。 雨のため大蛇ーの絶景ポイン
  トの展望所までの岩の上の道は、滑り落ちそうで、四つん這いのへっぴり腰で、尻の方から伝い降りて

  行ったような次第です。 途中、「滑り落ちたら鉄柵に捕まれるやろか」等とも思いました。しかし、これが
  「もし、見えていたら 」 と思った時に、「足が動くやろか」とも思いました。

   結局、この間、家内は牛石ヶ原の大蛇ー口で他の同行者と待っていたのですが、その間直近1〜2
  メートルの所までカモシカが近付いて来たそうで, 家内らにとっては突然のことでビックリ仰天の出来事

  だった様です。
   だから、必ず、天気の良い時期にもう一度行きたい所です。

 
 

  
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