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やばせ道

SP08
        右是より廿五丁
右 やばせ道
        大津へ船わたし

草津市矢倉町
重要な「矢橋港」 
すぐ目につく大きな道標です。東海道と矢橋港を結ぶ所に立っており、ここから廿五丁(およそ2.5Km)で港に着くとの案内です。港から船に乗り大津の石場までの道程です。
矢倉立場
東海道五十三次の五十二番目の宿場・草津宿南に続く矢倉村。
「立場」とは宿場と宿場の間に茶店などが設けられ、旅人が杖を立てて休んだところからつけられたといいます。矢倉村には草津名物の「うばがもち」を売る店があった。歌川広重の浮世絵にも旅人が休んでうばがもちを食べている光景が描かれている。
「急がば廻れ」の語源がここに・
旅人は「瀬田に廻ろか矢橋へ下ろかここが思案の乳母が餅」と俗謡で詠んでいる。又、「武士のやばせの舟は早くとも 急がばまわれ 瀬田の長橋」と近道の湖上は荒れて舟が出なかったり風待ちしたりと時間がかかる、回り道でも確実な瀬田の橋を選ぶ方がよいとの指南である。
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