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三井寺観音道・小関越

SP01
願諸来者入重玄門
三井寺観音道
小関越
文政五年   京都       
十一月建之  定飛脚問屋  江戸  *三店  発起
大阪   心相禅門

大津市横木二丁目
■小関越の道標 
ここは東海道と小関越え方面への接点です。丁度、写真の道を進んでいくと三井寺・浜大津の方向へ、湖西方面には、少々近道になるようです。
良く目立つ位置にあります。
古道「小関越え」とは、大津〜京都山科間に通じる道で、国道一号線が通る逢坂山を越える「大関越え」に対して付けられました。
「定飛脚問屋」の建立です。
道中の安全を願って建てられた道標で立派なものです。

今はこの道を少し行くとすぐ京都山科です。
彫の深い字です。
この道標は高さ2.3mもあり、彫の深い立派な字で書かれています。
文政五年(1822年)に、三都(江戸、大阪、京都)の定飛脚(毎月日を決めて三都を往復する飛脚)問屋が寄進して建てられたものです。
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