こんな家建ててます


長く住める 設備機器の交換や、床の張替え等の改造だけで長〜く住み
続けられる家です。屋根・外壁・柱など主要構造部に関しては
数十〜百年、使い続けられます。
国産材使用 柱・梁などの材料は、基本的に国産材を使用します。
予算にも寄りますが、地産地消・適材適所で行います。
健康住宅 無垢の木材、珪藻土は、シックハウス症候群とは無関係の対象外
の材料です。マイナスイオンたっぷりの家にします。
木が呼吸をする家です
地震に強い 伝統工法の家は柔構造の考え方です。大きな力には、より大きな
力に耐える壁をいう剛構造ではなく、しなやかに受け流して耐える
構造です。
設計・図面から、墨付け、きざみ、造作まで全て自分でするので、
力の流れや、柱・梁の位置・方向まで最適な骨組みができます
長い間、天然乾燥させた材料があります。
柱は檜の4寸角
梁は地松
十分乾燥をさせた材料を使います。
エコハウス 木造の生産エネルギーは、鉄筋コンクリート造の3分の1、鉄骨造の
2分の1しか必要としない。とくに、在来工法の家は有毒なガスの
発生は少なく、有害なごみもでません。将来を見据えた住宅です。
独自の断熱工法で、次世代省エネルギー基準に対応しています。


以下に、仕上の例を上げます。参考にしてください。
谷口工務店の一般の仕様を示します。


屋根について
 和風日本瓦葺きがいいと思います。凍てない産地のものがよい。
雨の音が聞こえなくて、長持ちします。例え割れても、割れた1枚だけ差し替えればいい。
 写真の屋根は、入母屋、一文字葺きですが、少しでも安く仕上げたいなら、切り妻、まんじゅう瓦葺きがいいと思います。
写真は、平板瓦と呼ばれるもので、表面が違うだけ
  で産地も、中身もほぼ同じもの。
  洋風には、この瓦がよい。差し替えは、できるが少
  し難しい。
 瓦屋根は、長寿命住宅には適してます。また、瓦は地元産かそれに近いところがいいでしょう。瓦こそ、地産地消がよく、輸送コストが低く抑えられるので、エコとの観点でもいいでしょう。地元産の瓦は、凍害にも強いものです。
写真は、瓦屋根の下地材である野地板です。
  ここに、12mmの杉板を使っています。
  長持ちしますし、断熱効果もあります。自然素材な
  ので呼吸もしますし、解体後は自然に戻ります。
外壁について
外壁は、焼き板がいいと思います。50年ぐらい長持ちするし、断熱効果もあります。
張り替えも容易に行え、土に返るという素材です。
樋について
 写真は、ステンいぶし樋です。ステンレスに銅が巻いてあるものです。高価ですが、
   とても長持ちします。
   
   
写真は、塩ビ樋です。
  鉄板に、ビニールを巻いたものです。
  洋風には、これがいいです。




基礎は、最も重要な部分です。後から変更は出来ません。
鉄筋をしっかりと組んだ、ベタ基礎がいいと思います。コンクリート強度も、
予算が許せば、大きめがいいと思います。
換気口は、位置を考え設けるべきです。基礎内は、風通しをよくしておくと家が長持ちします。
基礎について

基礎の鉄筋の様子です。
  基礎の下には、防湿シートを敷いておく
  べきです。
土台の下には、ネコ土台を置くことがいいと
  思います。基礎と土台をくっつけないという
  意味です。換気口は、つけるべきです。
  土台には、檜かヒバを使い薬品に頼らない
  ことが、言いと思います。
ネコ土台は、栗材が最適ですが
  最近出回っている、樹脂製でも効果が
  あります。


大きい材料ですが、ムダはありません。
土台は、12cm×12cmの檜かヒバ(芯持ち)

柱は、12cm×12cmの檜(芯持ち)
通し柱は、13.5cm×13.5cmの檜(芯持ち)

梁は、12cm×計算によるの地松か米松
母屋は、10.5cm×15cmの地松か米松

写真の丸太は、地松です。
接着剤で固めた構造材は、よくないです。
木組みについて

  柱と土台の仕口部分です。接合部は込み栓で
  とめるのがよい。
  木が痩せても、緩むことはありません。
  地震や台風などの際、粘りある変形をしてくれ
  ます。
  この加工は、大型機械ではできず手きざみのみ。

  丸太を沢山組むことで、計算では出てきません
  が、水平構面の強度が増します。
  
  滋賀県の木を使ってみませんか?
     滋賀県の檜は目が細かくいいものです。
     不要な輸送エネルギーが減らせてエコ、
     また、地域の活性化にもつながります。
  
小舞竹下地の
様子です
土壁を塗った
様子です
壁について
粘りがあり地震に強く、長持ちする家です。解体後は竹を含め、全て土に返り
  ます。

  土が自然素材なので、呼吸をし構造材が腐るのを防ぎます。
  壁がつけてある家は、冷却効果もあります。
  内部を洋風仕上げにするならば、内部に断熱材を入れます。
  
壁を塗らない場合は、断熱材を入れ
  ます。
  内部結露が発生しないようにしなけ
  ればなりません。
和室
キッチン
洋室
内装について
脱衣場
仕上材料
フロアー張り
無垢の木
塗り壁
クロス(自然材料)
無垢の木
天井 クロス(自然材料)
無垢の木

谷口工務店の標準仕様

構造関係
仕上材料
屋根 和瓦葺き 耐久性、防音性、断熱性全ての面で最も信頼できるものです。
外壁 焼き板 焼き板。耐久性がよく、断熱効果もあります。防火関係の地域では不可。
複層のアルミサッシ ペアガラスと、樹脂付サッシで、結露対策・断熱対策は十分です。
床板 フロアー できれば無垢の板がいいのですが、予算にもよります。
天井・壁 クロス張り できれば呼吸をする塗り壁がいいのですが、予算にもよります。クロスでも、和紙を進めます。
ドア 内装ドア できれば建具屋に、無垢の木で作ってもらう。予算にもよります。
窓枠 建材メーカー 桧などがいいのですが、他の仕上材料によります。メルサワに塗装をするのもよい。
巾木・廻り縁 建材メーカー 桧などがいいのですが、他の仕上材料によります。下地材を削るのでもよい。
構造関係
基礎 ベタ基礎 換気口は必要。コンクリート強度は強度だけでなく、長持ちさも変わってきます。
土台パッキン・・・樹脂 自然材料なら栗材を勧めます。
土台 12cm角桧(芯持ち材) 無垢材。ヒノキチオールにより、防腐・防蟻処理はしなくてもいい。芯に近いほうが、腐り難い。
大引き  9cm角桧(芯持ち材) 無垢材。ヒノキチオールにより、防腐・防蟻処理はしなくてもいい。芯に近いほうが、腐り難い。
12cm角桧(芯持ち材) 無垢材。腐りにくく、虫害にも強い。強度も高く、長持ちする。背割りは必要。
通柱 13.5cm角桧(芯持ち材) 無垢材。腐りにくく、虫害にも強い。強度も高く、長持ちする。背割りは必要。
筋かい 地松・米松 無垢材。長寿命の実績がある。
間柱 無垢材。腐りにくく、虫害にも強い。(特に赤味部分)
胴差し 地松・米松(目細)・杉 無垢材。長寿命の実績がある。
妻・桁・梁 地松・米松(目細)・杉 無垢材。長寿命の実績がある。
母屋 地松・米松(目細)・杉 無垢材。長寿命の実績がある。大きさは、105×150
床板 タルキ+合板 厚い合板張りよりも、タルキに薄い合板のほうが実績があります。
野地板 杉板 無垢の杉板は、呼吸をし調湿効果があります。
断熱材 ロックウール 人体に害はなく、断熱効果も高い。
(い草)についてもお勧めします。
個々の特徴は、豆知識に紹介しています。