善光寺のご本尊は同寺 の h/p にご案内の「善光 寺の概要」に記載されて いるとおり、 一光三尊阿 弥如来をご本尊とされて います。 この由来は詳しく記載さ れていますが、御本尊自 体の過去のお祀りの経 過等からか秘仏中の秘 仏であり、善光寺貫主で さえ見たことは無いとされ ているのです。 |
現在、 7年に1度のご開 帳されるのは鎌倉時代に 模して創られたとされる 前立御本尊 なのです。 しかし、期間中常時公開 されているのでは無いので す。 今回、管理者は「お朝事 (あさじ)」と呼ばれる朝のお 勤めに参拝出来、その際 にライトアップされた左画像 の前立御本尊を拝むことが 出来ました。 |
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善光寺は無宗派の寺院であり宗派に関係無く参拝出来る訳ですが、実質的には現在、天台宗 と浄土宗の山内寺院があり、この二宗派によって護持されているそうです。 その事から、毎日のお勤めは双方によって行われているようです。管理者は前日22時に滋賀県 東近江市の自宅を車で出発して、休憩しながら当日午前4時頃寺院第一駐車場に着きました。 この時には、既に各地からの参拝者があちこちと本殿に向かっており、直ぐに後に続きました。本殿 横に行くと参拝費500円が必要で、内陣参拝・お戒壇めぐり・資料館拝観の3つが出来る内陣券 を頂きました。内陣参拝というのはこの時は「お朝事」の参拝が出来ました。前立御本尊が祀られて いる仏座には鳳凰の簾があり、4時20分頃本殿の広間の5〜6列目位に座す事が出来、5時28 分頃からの天台宗貫主によるお勤めが始まると簾が上がりました。しかし、この時点では見えません。 6時頃にお朝事が終わり、退席案内があり、その頃に前立御本尊がライトアップされ、退席の混乱 の中、あちこちと少し動けて拝観出来たのです。それで、唯々感動し手を合わせて拝みました。 この後 は入り切れなかった人達多数が次の浄土宗の尼上人様のお朝事に並んでいました。 |
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7年に一度の善光寺の御開帳は上記前立御本尊の盛儀なのですが、この期間中に本殿前の 大香炉前には「回向柱」が立てられてあります。 この回向柱には「善の綱」が結ばれてあり、この五色の綱は本堂内の「前立御本尊」と結ばれてい るのです。つまり、この回向柱に触れることにより前立御本尊さまに触れることと同じ功徳になるとされ 前立御本尊と結縁で叶うと信じられているのです。参拝者は皆同様に回向柱に触れ願い事を念じ ていました。 |
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