肥後熊本・郡浦荘 

郡   浦   神   社(こうのうらじんじゃ)



郡浦神社拝殿



         懐かしい郡浦神社

   故郷の神社といえば、数々の思い出が心深く
  詰まっている郡浦神社があります。        

  郡浦神社は祭神の体系から八百数十年前 に阿
  蘇神社の摂社となり、肥後の三の宮として当時

  は宇土半島の殆どを社領としていたそうです。
 
祭礼は10月10日を挟んだ3日間位でした。

    祭礼では神社前の 直線道路で流鏑馬が行わ
  れ勇壮に馬が駆け抜け、馬上の武者が的に向

  け矢を放っていました。

   境内では少年剣道の野試合や青年団相撲、
 
  役者一座が来ての芝居興業等の催事があり、
  村の娘さん達は看板役者を追いかけ回していま

  した。  
  そうした人達も今は相当高齢な年の頃だろうな。





郡浦神社鳥居



 

流鏑馬の馬場道・背景は大岳山



   祭りの間は、神社前の道路や神社境内には昼
 夜を問わず地元商店中心の露店がひしめき合い

 参集客で相当混雑しとても賑やかでした。
 今はどうなっているのか・・・  地域の発展は祭

 礼の盛況に比例している気がします。
 上の写真の鳥居右側の赤色屋根は芝居小屋

  であり 、左上写真の本殿右側空き地では剣道
  の野試合が行われ、石垣左下の広場では青年

  団の相撲大会が行われていました。

    やはり、秋まつりは老若男女、大人も子どもも
  一番の楽しみで, 最大のイベントでした。 テレビ

  等が普及し始めた頃でしたが、実演芝居の素晴
  らしさは格別のものがありました。
その一方で、

  道の試合でよく負けていた私は、いつもこっそり
  と見に来ていた父に後で度々、負ける者の精神

  的な弱さと、勝者となる者の心構えをくどくどと説
  教され、強くなりたくて悔し泣きしていました。
  

 

七五三参り・管理者は右端
 


 
小学校6年生・管理者は前列左3人目

   この地方では、中学校の還歴同窓会が6月に
 行われます。

 私も平成22年6月1日に郡浦神社で同窓生と
 参詣祈祷に座した後、記念写真に納まりました。

 年をとるのははやいもので、アッという間に皆が
  ジジ・ババになってしまっていました。
  

  この時の様子については、別の還暦大同窓会
  のページで紹介しています。
  



平成22年6月1日還暦記念参詣
                
                      
リンク集 へ    

郡浦荘 トップ へ  故郷TOP