今年も子供たちが「百万遍」 戻る
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 江戸時代から子供たちによって続けられている伝統行事「百万遍」が、今年も 9月1日の深夜に行われました。午前零時前に、澤のハウスに集まった、小学校3年から中学3年生までの子供たち17人は、まず区長さんから安全上の注意と激励の言葉を聞きました。この百万遍の行事も、長年続けられている内に少しずつ変わった部分も出てきていたため、今年はお年寄りから伝統的なやり方についての話を聞き、澤のハウスの前で少し練習をしました。そして、子供たちは、太鼓を先頭に長い数珠を持って元気に字の中へ出かけていきました。
この夜は、家々の外灯を一晩中付けっぱなしにして通りを明るくしてあり、子供たちが家の前へくると、数珠の大きな玉をおしいただいて拝む人がありました。子供たちは、数珠を持って字の中を12回まわり、辻々やお寺の境内では「九月の朔日百万べーんなんまいだ、ああなんまいだ」と唱えてお祈りしました。
江戸時代の初めに、流行の悪い病をなくするために始まったという言い伝えのこの行事は、明け方まで続きました。
最後に、八楽溜の水で数珠を洗い清めて行事を終え、子供たちは、区長さん、副区長さんの家族などがつくったカレーライスを、おいしそうに食べていました。


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