平成17年1月1日元旦、拝賀式
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1月1日元旦、明けましておめでとうございます。
年末から雪もようで一面に真っ白な元旦となりました。午前9時より大澤の稲荷さん(地蔵院)にて1年の字民の無事を祈願する拝賀式があり、稲荷さんの参拝、区長さんの年頭の挨拶と、お神酒をいただき万歳三唱を行いました。神主さんは去年の野村滋男さんから津田喜代治さんに引き継がれました。どうぞ一年間よろしくお願いします。

          年頭の挨拶                大澤区長  福田政志    
新年あけましておめでとうございます。
 大沢の皆様には、ご家族お揃いで新年をお迎えになられたことを心からおよろこび申し上げます。
皆様のあたたかいご指導、ご協力のおかげで無事、年が越せましたことに厚くお礼申し上げます。本当にお世話になりました。
昨年は、地震、台風等防ぐことの出来ない天災に加えて、物があふれ、便利すぎる生活のしっぺ返しの様な恐ろしい事件、痛ましい事件が次から次へと発生しました。
それに、まだ終わらないイラク戦争では沢山の市民、子供達が殺され身の縮む思いが致します。
 「われらとわれらの子孫のために・・・再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し・・・」と言う平和憲法の値打ちを改めてかみしめるべきではないでしょうか。どんな理由があろうとも人は、殺される側にも殺す側にもなってほしくありません。こんな中せめて大沢においては、皆様無事に過ごせましたことを喜びたいと思います。
どんな年になるのかと不安な年明けですが、今年は、2月11日には、人口8万人(蒲生、能登川が入ると11万人)の大きな東近江市に移行します。行政区が大きくなれば行政の専門性が高まる一方、今までの様なきめ細かい施策は期待できなくなり各種補助金もカットされることは必至です。
ますますきびしくなる情勢の中で、私たち住民から行政へ自己主張をし、提案していく形へと発想を変えてお互いに助け合って生活と権利を守っていく必要があると思います。
幸い、大沢には「いきいき郷つくり委員会」や各種ボランティアの組織が大沢独自の活動をなされており、これらを益々充実させ発展させていくことが大きな底力を発揮するのではないでしょうか。
旧会議所も多数の皆様の要望により百万円の枠内で修理することが出来ました。百万円が無駄にならないように、みんなが楽しむ場として多いに活用して頂きたいと思います。
大沢の若者が、大沢に住んでいたいなと思ってくれるような郷つくりを目標に力を合わせて取組もうではありませんか。
今年もどうぞよろしくご鞭撻とご指導をお願いして、新年のごあいさつとさせて頂きます。


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