ウジ虫療法で足切断を免れた女性=米ミシガン州

・・・ AP通信によると、右足の傷口にウジ虫を這わせて壊死した組織を食べさせる「ウジ虫療法」に挑戦し、そのおかげで右足を切断せずにすんだ女性がいる。

  米ミシガン州ベイシティのバーバラ・エンサーさん(57)は、最初、ウジ虫を自分の右足に這わせることに非常に抵抗があった。だが、40年前に初めて糖尿病を宣告されてから、彼女はすでに左足を失っていた。残る右足も神経障害によって感覚を失っていた。すでに抗生物質など、試せる手段はすべて試していたのだった。エンサーさんは、「もともと、虫を見つけても近づくこともできないほど、大嫌いでした。でもウジ虫療法に一縷の望みを託したのです」と地元紙記者に語っている。

  ついにエンサーさんは、7月6日、ベイ地域医療センターでウジ虫療法を受けた。約2ミリほどの小さなウジ虫が足の傷口に置かれ、包帯が巻かれた。8日に包帯をほどいてみると、ウジ虫は2倍の大きさに膨れ上がっていて、壊死した組織を全て食べつくしていた。その2日後、エンサーさんの足からは壊死した組織がなくなり、健康的な皮膚が戻った。足や踵のむくみもとれていた。

  これほど早く傷口を治したのは、ウジ虫が、壊死した組織のみを食べ、バクテリアを殺し、組織の治癒を促す酵素を与えていたからだった。米国立衛生研究所 (NIH) 傘下の国立アレルギー感染症研究所 (NIAID)の臨床感染症研究室長スティーブン・ホランド博士は、「一般的に、ウジ虫は、細胞レベルで死んだ組織と生きた組織を区別する能力を持っているといえる」と指摘した。

  そもそも、ウジ虫療法は、深い傷を負った兵士の傷口にウジがたかったら傷跡無しに早く治るが、ウジが付かないように薬で追い払ったら大きな傷が残るという不思議な事実から考えられたとされている。エンサーさんは、その後、もう一度、ウジ虫療法を施され、状態はさらに改善したという。 【了】
 生ゴミの堆肥化をやってるとどうしても気になるのが虫たちの活動です。特に、ウジ虫とワラジ虫君に占領されてしまうと・・・もう〜〜生ゴミの堆肥化もいやになります。
 そこで・・・無視できない虫君達が出てこないように気をつけることをお話しします。

 @新鮮な状態で保管する。三角コーナーの生ゴミは放って置かずに直ぐに発酵液をなどを散布して  バケツなどに入れる。
 A善玉菌が活動しやすい環境を整える。

すなわち、@虫君達が卵を産み付けないこととA腐敗を免れることを考えることが大切です。

 しかし、ウジ虫君のおかげで病気を免れた方がおられます。西洋で昔からある療法です。ウジ虫君もがんばって悪玉菌と戦ってくれているのです。