楽々コンポスト
5年間様々な方法で堆肥化を試行錯誤してきました。そんな中で最も取り組み
やすくて、良質で扱いやすい堆肥ができる方法をお知らせいたします。
準備
@密閉式生ゴミバケツ(EMバケツ)
上げ底で滴下した水を取り出せるもの
Aよもぎ発酵液またはEMぼかし
よもぎ倶楽部で販売しています
Bコンポスト容器(出来る限り大きなもの100リットル以上2基あるほうが便利)、モミガラ、腐葉土、米糠
モミガラをコンポストの6分目、腐葉土20リットル、米糠5リットルを入れて、よくかき混ぜる。
Dコンポスト容器1基の場合は、生ゴミ堆肥を熟成させるために、2メートル四方くらいのブルーシートとシートを押さえるためにブロック8個くらい
コンポスト2基のほうが便利。
準備
@台所にEMバケツを置いて生ゴミを貯める
これは、ハエなどが卵を産み付けないうちに、できるだけ早く1次処理するためです。それと、コンポストまで毎回々運ぶのが面倒だからです。コンポストが台所の近くであれば、EMバケツは不要です。
  EMバケツの利点は密閉できることと水分が下に貯まるからです。下に貯まった水分はEMボカシで発酵液となっているので、200倍くらいに薄めて花壇などに利用できます。そのままキッチンに流しても問題ないです。かえって排水管が浄化できるようです。私は、EMボカシの代わりに「ヨモギ発酵液」を使っています。「ヨモギ発酵液」の利点は原液そのまま散布することと私たちの住んでる近くのバクテリアで出来ていることから、バクテリアの量が多く、周りの環境になじむことから腐敗という恐ろしい失敗がないことです。

Aコンポストの準備
 コンポストはできるだけ大きなもの(100g以上)がおすすめです。(大きいほど発熱しやすい)
 コンポストへ生ゴミを入れるまでに、腐葉土(山へ行って落ち葉をめくると黒っぽくなっているもの。無ければ肥料として市販されているものでも良い)20リットル程度とモミガラをコンポストの6分目まで、米糠を5リットルを攪拌しながら投入します。

B生ゴミの投入
 EMバケツの生ゴミをコンポストに投入しフォークなどで攪拌します。このときに米糠を2リットル程度を生ゴミにまぶす。攪拌の頻度は2〜3日に1回程度です。これを2ヶ月程度投入し続けます。
Cフォーク
C熟成
 堆肥のほしい時期の40日くらい前には、一気にコンポストから取り出して(一部20リットル程度は次回の堆肥化に残す)シートを被せシートが飛ばないようにブロックなどで押さえ熟成を待ちます。10日に1回程度かき混ぜると熟成具合が確認でき、均一な熟成が出来ます。40日程度すると腐葉土のようなにおいがしてきます。畑に入れるか肥料袋に保管してください。シートが面倒であれば、コンポストを1台追加して交互に使用するとうまくいきます。
Dコンポストの準備−その2
 Bの生ゴミを入れ続けて発酵を繰り返すと生ゴミの好きなバクテリアが集まってきてるので、Cで20リットル程度残した堆肥をAの腐葉土の代わりに利用する。よって、腐葉土は初回のみ必要。以降、用意するものはモミガラと米糠のみ。
準備
まとめ
 失敗しないための詳細な説明ですが、基本的にモミガラと米ぬかでの堆肥化です。
モミガラは微生物の住みか。米ぬかはカロリーアップの為に利用します。微生物も
人間と同じ。快適な環境を望みます。快適な環境になれば、ちょっとかき回すだけで
湯気がモクモクと立ち上がります。是非、体験してください。