きれいな色のニンジンを調理する時ピーラーなどでむいたりしていますよね。 でも、これって皮ではなくて内鞘細胞(ないしょうさいぼう)でこの部分にカロテンやポリフェノールにうまみ成分の グルタミン酸がとても多く含まれています。 本当の皮は非常に薄いもので収穫されて洗われると同時に機械のブラシなどではがれてしまってるようです。 皮と思ってむいていたところに栄養価があり風味が豊かであったなんて実にもったいない話ですね。 それとニンジンは油と一緒に調理しないとカロテンの吸収率が悪いとされてましたがニンジンの細胞の中に僅かですが脂質が あって加熱するとその脂質が溶けてカロテンの吸収がされやすくなっているそうです。 人参の種を蒔く(4月下〜5月上旬または8月中 ) 　 4列の筋状に種を蒔いて砂をかけて切り藁で蓋をして軽く土をやってネコに荒らされないように発芽するまで網をかぶせて十分に灌水します。 人参は発芽が遅くて種を蒔いて1週間位してやっと芽を確認しました。 ☆9月10日に種を蒔いたら遅すぎて冬に入り寒さのため大きくならず日照不足から赤くもなりませんでした。 間引きと土寄せ 共育ちで隣の葉と触れ合う密植状態で育成しますが本葉が3〜4枚になったら1回目の間引きをします。 2回目は本葉が6〜8枚で株間が13センチぐらいにして根肩に日が当たって緑色にならないように土寄せをしておきます。 ニンジンは生え出が悪く欠けてる部分があるかと思えば込み合って間引かなければならない場所もありはじめの間引いた苗を丁寧に欠けてる部分に 植え直したのが画像の中の小さな横向きの苗で、根の部分がすんなりと伸びてくれないで生長も遅く移植は駄目でした。 収穫 四寸系で種を蒔いてから100〜120日くらい。 五寸系では110〜130日くらいなので太った物から順番に間引き収穫していきます。