☆♥☆ なす ☆♥☆

なす苗を植える(5月上〜中旬 )

接ぎ木なす

  畑なので接木の苗で茎が太く節間のつまった物で葉は厚みがあって色艶の良い物を選びます。
晩霜が降りなくなった頃が植えつける適期で接木の苗はつないでいる所まで土を覆い、元に違う葉が見えていますがそれは 畑に植えて生え付いたら欠き取ります。
なすは連作を嫌うので同じなす科のトマト、ピーマン、ジャガイモを作った場所で病気は発生しやすいので3年間は休栽期間をおきます。
水やりのコツは土を乾かさない事ですが苗を植えた時はたっぷりと水をやってその後暫くはあまり水をやらないで乾燥気味に育てて根の張りを良くさせます。
そうすると土の中の広い範囲から養分や水分を吸収するので後の水やりや肥料の無駄がなくなるそうです。


敷き藁

  なすの根は水を求めて横に伸びてそれから地中深くもぐっていきます。
なすは水が好きな作物ですが排水が悪いと根が腐りやすく青枯れ病が発生して枯れてしまいます。
土が乾燥すると生育が悪くなるので株元に藁や刈草を敷き時々灌水して土を乾かさないようにします。
支柱を立てて風で振り回されないように固定します。


なすの花 なすの3本仕立て
三本仕立て

主枝を伸ばし最初の花が咲いたら第1側枝第2側枝を残して下の方の脇芽は小さいうちに欠き取ります。
この作業をすることで内部まで日が当たり風通りがよくなって病害虫の発生も抑えられ品質の良い果実が長期間収穫できます。


なす
収穫

花が咲いて20日前後で収穫できるようになり早朝の涼しいうちが望ましく大きくなった物からとり遅れないようにはさみで切り取ります。
早め早めの収穫が株を疲れさせないのですがそれでも早勢が悪くなったら小さいうちに収穫して追肥大さじ1を半月毎にします。
なすは花を見ると株の状態が分かって雄しべより雌しべのほうが長く、花びらの色が濃いと株の生育状態が良いのです。

更新選定

枝が込み合ってきたら側枝の生育を施すために主枝と側枝を切り戻してそれぞれ1〜2本の枝が残るようにすると良い秋ナスの収穫が出来ます。
花が咲いていたら花の先の葉を1枚残して摘芯、果実を収穫後下の葉を2枚残して枝を切ります。
剪定後、株元から30〜40センチ離れた場所をドーナツ状に大さじ2杯くらいの追肥をやります。


害虫被害

一般にテントウムシだましと言われているたくさんの黒紋をもつニジュウヤホシテントウにナスが食べられてます。
虫食いなす 全体に灰黄色の短毛でおおわれていてくすんだ色に見えるテントウムシに似ている害虫でテントウムシは益虫で見た目は 似ていても野菜にとっては反対の虫です。
ジャガイモにニジュウヤホシテントウがいたのですがジャガイモに害が無かったので放っておいたことが原因でとナスに移ったのです。
なるだけ薬剤を使いたくないと思っていてもこのままでは近くにトマトも植えているのでそれも駄目になってしまいそうで農薬を 頼らざるを得なくなりました。
こんな事になるのならばジャガイモの時にしっかりと対策を取れば良かったのですよね。
殺虫剤をかけても収穫は全部実を取ったのでこれから花が咲いて実になるので日数がかかるからだ丈夫かなぁ〜

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