


製法の違い(蒸留方法)の違いにより、甲類・乙類に分類される。
概して市販の甲類焼酎は、無色透明が多くアルコール度数の高いものは無い。
そして風味・芳醇さは乙類に劣る。
乙類の焼酎原料では、そば・大麦・米・さつまいも などが
多く使われ、味わいは順に濃くなる。(色も、エキス分が多くなり黄みを増してくる)
その他変わったところでは、コーン・栗・じゃがいも・胡麻・黒糖・酒粕なども
用いられている。(また添加に使われるエキス分では、紫蘇・昆布・木の油・りんご等もある)
沖縄の泡盛は、おおむね タイ米に麹が黒麹100%を使用しているところが、
内地のものと異なる。(現在では九州でも生産されていると聞く)
焼酎の生産地は、九州がダントツで400社を数える由。
そばが雲海・麦がいいちこ その他・米はよかいち・芋は白波に代表される。
(一部の銘柄だけしかのせていないことを、お許しください)
シェア的には、なんといっても麦焼酎が一番多いのではないでしょうか。
焼酎は、昔清酒造りに水の適さない地方の酒として、発達してきたのではないかと考えている。
焼酎のアルコール度数は、20度と25度のものが専ら多く市販されているが、
中には40度以上や20度以下のものもある。おおむね濃いものほど、まろやかさがある。
また最近低温蒸留で芳香を楽しむソフトタイプが、随分出てきている。
女性向けには、ワインと同等くらいのアルコール度数の低いもので、色のきれいなビン入りとか、
各社趣向をこらして新発売の傾向あり。
写真左から 泡盛沖縄県・米43度岩手県・米50度熊本県・麦44度福岡県
オンザロックは、氷を先にグラスの周りが曇るまで待ってから。
お湯割りは、必ずグラスを温めておいて、先にお湯を注ぐ。(自然に混じる)
私は「何が何でも割って飲む」という飲み方は、その味を無視したやり方だと思う。
ゆっくりと(グラス一杯で15分くらいかけて)飲み過ぎないように、
それに同量以上の水を飲む習慣をつけておくと良いソーナ。
以上焼酎について詳しくお知りになりたい方は、 インターネットの検索を利用されるとよいでしょう。
なお新聞によると価格のTOPクラスは、720ml入り1本1万円、
ホテルバーでのボトルキープが3万円とか。