
木の根っこを磨いてみよう
手順1:水洗い=土砂の除去・小石の除去
たわし・竹ブラシなど効率的に使うとよい
手順2:整 形=腐ったところを取り除いたり、不要な部分を切り落として形を整える
私の場合はなるべく原型のまゝとし、形を造るためのノミは使わない。
(自然のままを生かす)
手順3 皮めくり=艶の出したい部分の木の皮をはぐ、 その後乾燥
全体的に行うときは燃やす方法もあるが黒くなるので注意
手順4 荒磨き=木工用鑢(やすり)・小刀・ワイヤーブラシなどで磨く
節穴や置いたときに座となる部分などを削る
整形したところの形のぼかしや、焦げた所も直しておこう
手順5:下磨き=紙やすり・真鍮ブラシなどで磨く
動力的に電気ドリル・ディスクサンダーも能率的である
置いておく時のイメージ(飾りかた)も考えておこう
手順6:仕上げ磨き=各種のブラシ・紙やすりを駆使して木の肌を出し
木の油っぽさが滲み出てくるようにする
ナイロン歯ブラシ・へちまなども重宝できるよ
細かい部分は慎重にやろう(万一のときは接着剤の使用も)
手順7 : ワックスがけなど
床ワックス・ニス・透明樹脂塗料その他を塗って仕上げるが
(木の肌の価値が見えなくなる)ので、できるだけ色は塗らない
杉や桧の赤身など材質によっては不要の事もある
手順8:適当な台座をみつけて飾ろう =(転倒防止に裏から細工も)
物足りない時は何かをくっつける=アイディア次第
作品例