●総合型地域スポーツクラブ「コミスポようかいち」設立趣旨

スポーツ基本法に基づき、平成13年度から平成22年度の10年間の計画として「スポーツ振興基本計画」が、平成12年9月の文部大臣告示として策定されました。
(その後、5年が経過したのに伴い、中央教育審議会スポーツ・青少年分科会の意見を踏まえ、平成18年9月に計画が改訂されています。)

 その計画の目標のひとつに「地域におけるスポーツ環境の充実」があり生涯スポーツ社会の実現のため、出来るだけ早期に、成人が週1回以上のスポーツ実施率を50%となることを目指すことになっています。

そして政策目標達成のための必要不可欠の施策の一つとして「総合型地域スポーツクラブ」の全国展開を掲げ、平成22年度までに全国の各市区町村に少なくともひとつの総合型地域スポーツクラブを育成するよう展開することになっています。

これを受けて、滋賀県においても平成13年に「滋賀県スポーツデザイン2010」が策定され、地域における生涯スポーツの充実をはかるべく、県民それぞれの体力や年齢、技術、興味、目的に応じて、だれもが、いつでも、どこでも、いつまでも生涯を通じてスポーツを楽しめる環境づくりを目指すことになりました。

こうした流れのなかで、旧八日市市においても「総合型地域スポーツクラブ」を創ることになりました。

 平成14年4月に「体育指導委員協議会」「体育協会」「リクリエーション協会」「バドミントン協会」「教育委員会」等の関係者によって、設立準備委員会を立ち上げました。

 その後、各種先進クラブの視察研修や勉強会を重ね、各種団体との協議や住民の皆さんにアンケートを実施し、出来るだけ住民のニーズに合ったクラブ設立に向けて取り組んでまいりました。

 そして、クラブの理念を「だれでも」「気軽に」「いつまでも」参加できる地域に根ざした活動を目指し、地域住民がスポーツを通して、各自の健康増進を図るとともに、相互の親睦を深め、地域のコミュニケーションの活性化を図り、子供から高齢者にいたるまで、それぞれが生き甲斐を持ち、健康で明るく豊かな生活を送ることができるまちづくりの推進を図ることを目的として、平成15年6月に「総合型地域スポーツクラブ」「コミスポようかいち」を設立いたしました。

 その目的を達成すべく、種々の運動やスポーツ活動、フィットネス活動、健康づくり運動等を積極的に展開して、現在に至っています。

 今後も、多数の皆さんのご参加をお待ちしています。

(原案 作成 コミスポようかいち事務局)