現 場 写 真


現場はこんな感じで動いていきます。これは、数年前に建てた家です。
(布基礎の場合)の例です。(最近では、ベタ基礎が主流です)

建築予定の土地です。

神主さんに間取りと方位角で、良くないアドバイスを
受けます。そして、地祭りを行います。

60kgの人間が、片足で立って沈まなければ、
地耐力は、2t/u以上はあります。
割栗石とベース筋です。
 割栗石は、基礎の下には必要なものです。
これは、基礎を支えるためのものです。
 割栗石の上にある鉄筋は、ベース筋です。
異形鉄筋の13(D13)であれば、十分です。
国土交通省告示1347号4項による。

計算をすれば、十分すぎるぐらいの量です。
布基礎です。
コンクリート打ちの後、天端ならしを行った後の
写真です。

地面から1階床までは、45cm以上必要です。
長さ5m以内に300cu以上の換気孔が必要で、
ねずみの侵入を防ぐための設備が必要です。
(建築基準法施行令22条)

土台には落葉松を使います。落葉松は、水に強い材です。
棟上です。
足場は、安全のためにも重要です。
1階、2階、屋根とけがの少ない順序で、組んでいきます。
柱、梁は、大きく見えますが、これぐらいのサイズが
どっしりして、長持ちし、強いです。
また、丸太も使っています。
丸太を、見せるのもいいデザインです。

大きな梁、差し鴨居等は、在来工法の特徴で、ラーメン構造を形成し地震や台風に耐えます。ねばりが大きい構造です。
竹を編んだ状態です。
柱と壁を一体にするために、柱にぬきを通し、くさびで固定
します。そのぬきに、竹を打ちつけ、縄を巻きます。
壁土を、塗っています。

余談ですが、壁を塗る日に良く付くように、おはぎを
作ります。

土塗り壁は、強度的に優れています。大きく揺れますが、揺れにより力を分散させ、耐えます。大きく揺れてから強いのが、土壁です。
また、粘りが大きい構造です。
表から壁土を塗り、乾いたら裏から、再び壁土を塗ります。
表裏両側から、塗ることにより強い壁となります。

壁には、調湿効果があり、壁体内に結露が生じることはありません。
また、重いため、防音効果もあります。
外壁と土壁の間にできる空気層があるため、断熱の役目も果たします。
壁の裏返しをした直後です。
裏返しとは、片側に塗った土壁が乾いた後、もう片側に土壁を塗ることをいう。

瓦には、三州の平板瓦を使用しています。
三州の瓦は、昔と違い高温で焼きますので凍害も少ないそうです。
この平板瓦は最近できたもので、洋風の家によく合います。
外壁をサイディングにするときは、下地にコンパネを貼ります。
コンパネの上に、透湿シートを貼ります。

その上に、サイディングを貼ります。

このコンパネを貼ることにより、構造上かなり強く、硬い構造になります。
これは、ユニットバスです。

最近の浴室は、大半がユニットバスです。
周囲に防水加工を行っているので、浴室の周囲に湿気をもつことはないです。2階にも、据え付けられます。
また、換気扇、暖房、ジェットバス等も付けることができます。

ヒノキ風呂、大理石の浴室などは相談ください。
束石を並べています。縦横約1m間隔で並べます。

最近では、べた基礎又は、土間の上にコンクリートを打つことも多いのですが、そんなときには束石は使いません。

束石又は、コンクリートの上に束として、プラ束を使います。
湿気が多くても腐りませんし、強度も大きいです。
内部造作の様子です。

床は、2重張りです。もちろん、F☆☆☆☆です。
健康住宅対応の木工用ボンドを使用しています。

壁には、石膏ボードやベニヤを使いますが、すべてF☆☆☆☆です。
ここからは、完成写真です。
これは、玄関横に付けてある三角形の出窓です。
なんでもない出窓ですが、なかなか感じのいい出窓でした。

利点としては、風通しがいい、明るい、ワンポイントで、殺風景でなくなる。
これが、我々が作る基本的な部屋です。
木材色のフロアー・クローゼット・廻り縁・幅木、窓、照明はシーリングライトです。
フロアー・クローゼット・廻り縁・幅木の色は、簡単に変更できます。
窓も、今はペアガラスが多いです。断熱効果が大きく、遮音の効果も少しあります。出窓も、多いです。写真は、出窓です。
照明も、ダウンライト、ペンダントもできます。
天井も、彫り上げたような形もよくあります。
キッチンです。
松下電工のシステムキッチンが、多いです。
このキッチンは、天板に人造大理石で、その他ものも標準のものです。
希望により、食器洗い乾燥機、乾燥機もできます。
もちろん、F☆☆☆☆です。

脚立があるのは工事現場なので、申し訳ありません。
これは、洗面ドレッシングです。
3面鏡で、鏡の裏は全て収納です。
鏡は曇り止め付き。頭を洗うこともできるようにシングルレバーシャワーで、洗面ボールは水はねを軽減するようにできています。
もちろん、F☆☆☆☆です。
これは、便所です。水洗便所なので清潔です。
また最近の便所は自動が多くて、照明、換気扇は多いですが、便座の開閉や、脱臭機能も自動です。
部屋暖房機能付きは脳卒中の危険のある方には、お進めします。
アームレスト付きの商品もあり、立ち上がりがきつい形にはお進めします。
これは、階段とドアの写真です。
できるだけ明るく、風通しのいい家を目指しています。

階段もドアも、F☆☆☆☆です。
これは、玄関部分の外観です。
サイディングを貼ればこんな風に仕上がります。
サイディングは、10年保障のものが多いです。その後は塗装や、その他のメンテナンスが必要です。
玄関ポーチはまだ工事中です。

この玄関扉は親子扉で、見た目もかっこうはいいです。
これも外観です。
2階部分と1階部分で、サイディングの柄をかえています。間に黒い帯(ハチマキ)を廻っています。
最近はこんな感じのが多いです。また、2階部分と1階部分で柄を変えずに部分部分で変えるのもあります。