善光寺の参拝当日は、善光寺平と呼ばれる広く細長い盆地平野の長野市から北東40分余りの 所にある湯田中渋温泉の小さなホテルに宿を取りまして、身体を休めました。 ここの温泉は、泉質が ナトリュウム・カルシュウム・硫酸\・塩化物温泉 とされており、 源泉57.7度 使用位置56.0度 という高温です。体感泉質としては、サラリとした気持ちの良い湯で、効能としては 神経痛 筋肉痛 間接痛 五十肩 等々があります。 時期的にも、周囲の里山は新緑に萌えている中で、長野市西方の北アルプスは冠雪の景色を楽 しむことが出来、非常に気持ちの良い風景でした。 |
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渋温泉の近くには、日本で唯一、 野猿が温泉に入る という野猿公園があります。 ここは、渋温泉街から車で5分程林道を上った、林間にある上林温泉のはずれに「野猿公園」入り 口があります。この辺りから野猿公園までは1.6キロメートル徒歩20分の距離で、付近に駐車場が 無いので管理者は、更に若干のひと曲がり上がった元スキー場跡地といった付近の路肩に車を置き 歩きました。その途中に、温泉の常時噴泉場があり、そこには地獄温泉という宿もあります。その奥 が野猿公園なのです。 |
野猿公園入り口 |
渋の地獄谷 |
地獄谷の噴泉 |
この野猿公園というのは、いつの日かテレビのコマーシャルやポスターで見たことがある 野猿が気持ちよさそうに露天風呂 に入っている野外温泉なのです。この時期の猿達は産後のため「赤ちゃん猿」を抱えたり、遊ばしたり していて、良い光景でした。猿達は、餌付けされていて何時でも野外温泉の回りに居着いているような 様子でした。 |
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授乳中 |
温泉プール |
授乳中 |
観光客は、殆どが西洋人、中国・台湾人で日本人は一部でした。 雪景色の中で、野猿の入浴場面を見たい思いになりました。 |
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終 わ り |